もう何年造っていたでしょうか?
あとは約8か月におよぶ手入れ。そこに愛情をどれだけかけるかによって搾った醤油の出来栄えが違ってくる。
簡単なようで、シンプルな材料なだけにとても難しい。
麹菌にいかに気持ちよく働いてもらうか。
構造は麹菌が酵素をつくり、それによりアミノ酸やブドウ糖がでて、あの醤油の味や香りができるわけです。
何年も思い通りの醤油にならず、場所を変えたり、ハウスに入れたり、手入れの回数を増やしたり。数々の思い出があります。
毎年恒例の醤油搾りを先日行いました。
残念なことに今年で最期の醤油造りとなりました。
搾りをお願いする方々の高齢化によります。
なかなか後継者もできず、無念の終了です。
すっかり手造り醤油に慣れ親しんだここ数年なのでどうすればいいのか・・・
とりあえず今年もおいしい醤油ができましたので、今日はお刺身に生醤油です。(火入れしていない醤油。搾ったときしか味わえません!)
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